資金が少ない時に優待や配当狙いの投資がオススメできない理由
1.買っても恩恵が少ない
2.リスクがおおきくなる
100万円でもし30万円の株を買ったとすると資金の30%も1銘柄に使うことになります。
株価が少し変動しただけで資金に大きく影響します。株価が40万円になったら資金に対して10%の含み益になりますので利益確定したくてたまらなくなるのではないかとおもいます。
逆に20万円になったら10%の含み損になるのでかなりのストレスになるのではないでしょうか。
30万円投資して4%の配当や優待をもらったとしても、1万2千円ですよ年間で、上に書いたようなストレスを受けるのに割に合わないですよね。
まずは資金を貯めることに集中したほうが良いです。
3.沢山入金できるなら始めるのもあり?
現在の資金が100万円だったとしても、年間100万円(多ければ多いほど良い)入金できるなら買い始めても良いのかなとは思います。
優待や配当狙いの株は基本的には売却しないで長期的に配当金や優待をもらうのが目的ですので新しく株を買うには追加入金が必要になります。
持ち株が優待廃止になったり、大きく値上がりした時に売却して他の銘柄に分散するときは追加入金しなくても新しく株を買う資金はできることもありますが。
良い銘柄は値上がりしても売却しないことも多いのでやはり新しく株を買うには追加入金は必要になってきます。
本来は投資でお金を稼ぐというよりかは、稼いだお金を投資で運用するのが王道なのかなとはおもいます。
4.入金できるお金をなんとかするしかない
追加入金が必要なのは資金が多くても同じですのでまずは入金できるお金をなんとかしないといけません。
資金が多いと配当金などで株を買えるのでその分有利だけど、配当金だけで株を充分に買えるには数千万円は必要ですね。
まずは、生活コストを下げるなどして投資に使えるお金を増やしましょう。
トレードでキャピタルゲイン(値上がりなどで得る利益)を狙った投資をやってみるのも1つの手ではありますが、もし給料以外にも副業などで収入がある人はできるだけトレードなどはやらないほうが良いと思います。
トレードの利益は運に左右されるので当然安定した収入にはなりませんし、資金の10%程度が使える目安だと思うので100万円とかだと使えるのは10万円なのでトレードは現実的ではないです。
とは言え、トレードくらいしか手段がなさそうなら資金が増えるまでは大きめのリスクをとるしかないですね。(もちろん余剰金でそして自己責任で)
FXなどは少額でできるとよく言われてますが、できるにはできますが少額で稼ぐのは至難の業ですよ。基本的にはFXは沢山ロットを張らないと話になりませんからね。
株のように値段が何倍とかになることはほとんどないので取れる値幅がすくないので満足のいく利益をだそうとすると大きなロットを張るしかないんですよね。
僕自身はFXはものすごい赤字ですよ。買った教材とかも含めると200万円以上は損していると思います。大きなロットを張ったわけでもないのに損失はかなり大きくなりました。
ロットを張ったほうが稼げると教材で勉強したのでそれまで3万通貨とかでやっていたのを10万通貨でやってなんとか年間で8万円位稼げた(8万でもすごいことそれまで一月プラスになったことすらなかった)でも翌年すぐに9万円損失がでてFXは今休止中です。
株と違ってレバレッジをかけているので含み損になっているときのストレスが多きいのも厳しいです。
投資をするうえで資金を作るのが実は一番大変かもしれませんね。