損切りが辛い理由
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利益の事しか考えていない
株を買うときに、値上がりして儲かる事しか考えていないと値下がりしても、また値上がりするまで待とうとしてしまう。その結果大きく値下がりして致命傷な損失をだしてしまう。
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投資金が大きすぎる
損切りはしないといけないと分かっていても、投資金が大きすぎると少しの値下がりでも、全体の資金に対しての損失が大きくなりすぎて致命傷になってしまうので、損失が確定できなくなって結果値上がりすることを祈るしかなくなってしまう。
ストレスを感じる損失の金額は個人差があると思うので損切りが辛く感じるときは、ポジションを小さくしてみると良いかとおもいます。慣れてきたら少しずつポジションサイズを大きくしてはどうでしょうか。
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100%勝ちたい
株を買ったら毎回必ず利益をだしたい損したくないと思っていると損切りできません、まずは、株を買ったら半分は負けるものなんだということを理解する必要があります。勝率50%でもかなり高い勝率ですよ。もちろん勝率が高いだけではダメですが。
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否定されたような気持ち
銘柄を何時間もかけて分析をして、タイミングを見計らって、いざ購入したらすぐに値下がりしてしまうと相場に自分が否定されたような気持ちになって辛くなってしまう。相場は否定なんてしてないですよ、相場のほうが正しいです。
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損切りが負けだと思っている
利益が勝ち、損切りは負けだと思っていると辛いですよ、損益は売却した時のただの結果であって、勝ち負けではないです。
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損切りのルールがない
例えば10%値下がりしたら損切りする、直近の安値を越えたら損切りするなどの損切りのルールがないと、いつ損失を確定すれば良いのかがわからなくなってしまう。
ルール通りに損切りすることは負けでもないし、悪いことでもないのでルール通り損切りできたときは、ナイス損切り!と自分自身を誉めてあげましょう。
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投資で稼ぐのは悪いこと
投資で稼ぐのは悪いことだと後ろめたく思っていると、無意識に損をするようになってしまうのでまずは投資で稼ぐのは良い事だし、自分自身の人生を豊かにしてくれるものだと意識する必要があるとおもいます。
お金にネガティブな印象を持ったまま投資で利益をだすのは難しいと思います。
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慣れも必要
損切りを何回もやって損切り自体に慣れるのも必要かと思います。損切りに納得できない時は何かに問題があるはずです、ルール以上にポジションサイズを大きくしてしまっていたり、損切りのルールを守っていなかったり、損切りラインを動かしてしまったりやってはいけないことをやっていると、納得できないし辛いです。
ルールを守って損切りを繰り返していけば、息をするように損切りできるようになってくると思うので頑張っていきましょう。
上手く損切りできたら自分自身を誉めましょう!